2016年の電撃引退から、長いあいだ表舞台から姿を消していた成宮寛貴さん。
「もう二度とテレビで見られないのかもしれない」と感じていた人も多いのではないでしょうか。
そんな成宮さんの名前に、ここ最近また「復帰」「現在」「ドラマ」といったキーワードが並ぶようになり、「実際どうなっているの?」と気になって検索している人が一気に増えています。
この記事では、成宮寛貴さんの芸能界引退の経緯から、海外生活やブランド立ち上げを経て俳優としてカムバックするまでの流れ、さらにABEMAドラマや地上波バラエティ出演など最新の“復帰状況”を時系列で分かりやすく整理していきます。
「今どこまで復帰しているのか」「これからどんな活躍が期待できるのか」を、当時の空白期間も含めてじっくり追いかけてみましょう。
成宮寛貴はすでに俳優&地上波に復帰している?

結論から言うと、成宮寛貴さんはすでに
- 俳優として本格復帰
- 地上波バラエティにも復帰
という段階に入っています。
2025年3月にはABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』で約8年ぶりに俳優として表舞台に戻り、その後、2025年12月には日本テレビ系「メシドラ 〜兼近&真之介のグルメドライブ〜」にゲスト出演。9年ぶりの地上波バラエティ出演として大きな話題になりました。
「引退してからずっと姿を見ていない」という印象のまま時間が止まっている人も多いですが、すでに
“復帰するかもしれない”ではなく、“復帰した後どう活動していくのか”というフェーズに入っている、というのが現在地です。
ここから先は、
- なぜあのタイミングで引退する必要があったのか
- 引退後にどんな生活を送り、どのように復帰へとつながっていったのか
- 最新の出演情報や今後の動き
を、時系列でじっくり整理していきます。
成宮寛貴の芸能界引退とその理由をおさらい
まずは2016年の「電撃引退」から振り返っておきましょう。
2016年の薬物疑惑報道と、突然の引退発表
2016年12月、写真週刊誌による違法薬物使用疑惑の報道がきっかけとなり、成宮寛貴さんは所属事務所を通じて芸能界引退を発表しました。

当時の所属事務所は、
- 薬物使用を否定
- 検査結果も陰性だったことを明らかにした
と報じられていますが、それとは別に、成宮さん本人が「信頼していた友人に裏切られた」という趣旨のコメントを出していたことも大きな衝撃を呼びました。
人気絶頂の俳優が、わずかな期間で表舞台から姿を消してしまったことで、「なぜここまで追い詰められてしまったのか?」という疑問とモヤモヤが、ファンのあいだに長く残ることになります。
「今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」と綴った本音
引退を発表した直筆コメントの中で、成宮さんは
今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい
といった強い言葉を残しています。

薬物疑惑そのもの以上に、
- 性的指向など、極めてプライベートな部分が暴かれてしまったこと
- 自分だけでなく周囲の人を巻き込んでしまうことへの恐怖
こうしたものが重なり、「これ以上は耐えられない」というところまで追い込まれていたことが伝わってきます。
人気絶頂の中での引退が与えたインパクト
当時の成宮寛貴さんは、
『ごくせん』『ヤンキー君とメガネちゃん』、そして『相棒』シリーズなど、話題作への出演が続いていたタイミングでした。
そのため
- 「この先も主役級で活躍していくだろう」
- 「40代になってからがさらに楽しみ」
と見られていた矢先の出来事。
退は、ファンだけでなく業界にも大きな空白を生むことになりました。
成宮寛貴の復帰までの8年間
「引退後、どこで何をしていたのか?」も、長く語られてこなかった部分です。
ここでは、ざっくりとした流れを時系列で整理してみます。
海外生活と“平宮博重”としての活動
引退後の数年間、成宮さんは海外での生活を選びます。メディア露出はほとんどなく、断片的にインスタグラムの投稿が話題になる程度でした。

その中で、彼は本名である平宮博重(なりみや・ひろしげ)名義で活動をスタート。
- アパレル&アクセサリーブランド「HN Product」を立ち上げ
- ポップアップストアやオンライン販売を展開
- 書道やスノーボードなど、プライベートも含めた日常をSNSで発信
俳優としての「成宮寛貴」という顔だけでなく、ものづくりやライフスタイルの提案という、新しいフィールドを広げていました。
ライフスタイルブランド「NU DO.」の始動
2024年には、「HN Product」に続くかたちでコンフォートライフスタイルブランド「NU DO.(ヌード)」が始動します。
- “家でくつろぐ時間を大切にする”というコンセプト
- リラックスウェアやビューティーラインなどを展開
- ブランドディレクターとして、世界観づくりに深く関わる
俳優としての表舞台から離れていた期間も、「自分の美意識を形にする」仕事は続けていたことが分かります。
日本での滞在が増え、「また演技が見たい」という声も再燃
SNSの投稿などから、日本での仕事や撮影と思われるショットも増え、「もしかしてそのうち戻ってくるのでは?」という声は少しずつ強まっていきました。
この頃から、ネット上には
- 「成宮寛貴 いつ復帰」
- 「成宮寛貴 俳優復帰の可能性」
といった検索ワードが増え、“復帰してほしい俳優”の代表格として名前が挙がるようになっていきます!
2025年・ABEMAドラマでの俳優復帰の詳細
そしていよいよ、ファンが長年待ち続けてきた「俳優・成宮寛貴」が帰ってきます。
ABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』で主演復帰
ABEMAオリジナルドラマ
— MISS KING / ミス・キング @ABEMAドラマ (@abema_drama) March 21, 2025
『 #死ぬほど愛して 』
Netflixにて同時配信が決定✨
8年ぶりに俳優復帰の #成宮寛貴 さんが
魅惑的な殺人鬼役で主演を務める
愛と狂気にまみれた純愛サスペンス🌹
ABEMAでは無料・登録不要で視聴可能✅
最新予告映像はこちら👉https://t.co/vJMgt0TEf2 pic.twitter.com/L5WsHIhUWm
2025年3月27日から配信が始まったABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』は、成宮寛貴さんにとって約8年ぶりの俳優復帰作となりました。
- 毎週木曜23時配信
- 成宮さんは主演として物語の中心を担う
- “愛”と“狂気”が絡み合うサスペンス要素のあるラブストーリー
「復帰作からいきなり主演」というのは、実力と期待値の高さを物語っています。
“理想の夫”であり“殺人鬼”という二面性のある役どころ
作品の中で成宮さんが演じるのは、一見完璧な夫でありながら、裏では連続殺人事件に絡んでいる可能性を秘めた男、という非常に難しい役どころです。
- 表向きは紳士的で優しいパートナー
- しかし少しずつ「裏の顔」がにじみ出てくる
- 視聴者の感情を揺さぶる“危うさ”がポイント
“好青年”“クールな刑事”“ワルだけど憎めない男”など、これまでさまざまな顔を見せてきた成宮さんですが、
「ここまでダークで、ここまで色気のある役は初めてでは?」と思わせるほど、振り幅の大きいキャラクターです。
「ブランクを見事に壊した」と高評価が集まる演技
ドラマ配信後、SNSやレビューサイトには、
視聴者「ブランクを感じさせないどころか、さらに表情の幅が増している」
「声のトーン、目線の動きだけで“何か隠している”感じを出せるのがすごい」
「またこの人の演技が見られるだけでうれしい」
といった声が多く見られました。
8年という長い空白を経てもなお、「やっぱりこの人は“役者”なんだ」と納得させる存在感は健在だったと言っていいと思います。
成宮寛貴が9年ぶりの地上波バラエティ復帰『メシドラ』出演とは?
俳優としての復帰に続き、2025年12月には地上波バラエティにも姿を見せます。
日本テレビ『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』に出演
毎週日曜ひる12:45〜放送の日本テレビ系『メシドラ 〜兼近&真之介のグルメドライブ〜』。この番組に、2025年12月7日放送回のゲストとして成宮寛貴さんが登場しました。
- 約9年ぶりの地上波バラエティ出演
- 兼近大樹さん、満島真之介さんと一緒にドライブ&グルメロケ
- 10代の頃のバイト経験や、これまでの人生観を語る場面も
「ドキドキして寝られなかった」と語るほど緊張していたようですが、放送を見た視聴者からは
- 「昔と変わらず、ちょっと照れながら話す感じがかわいい」
- 「表情は大人っぽくなったけど、笑うと一気に昔の成宮くんに戻る」
といった反応が相次ぎました。
番組内で垣間見えた素のライフスタイル
番組中では、
- 10代で高校進学を選ばずにバイトに明け暮れていたこと
- 「物欲はあまりなくなってきた」という価値観の変化
- これからは“物では買えないもの”を大事にしたいという思い
なども素直に語られていました。
かつての“キラキラした若手イケメン俳優”のイメージとはまた違う、
少し肩の力が抜けた、大人の落ち着きが印象的だったという声も多く見られます。
SNSでは「成宮寛貴おかえり」の大合唱
放送後、X(旧Twitter)や各種SNSでは
- 「#成宮寛貴」「#メシドラ」がトレンド入り
- 「帰ってきてくれてありがとう」「おかえりなさい」のコメントが殺到
- 「やっぱり成宮くんの笑顔が好き」「相棒の再放送見返したくなった」
といった投稿が次々と上がり、“正式に帰ってきた”ことを祝うムードで溢れました!
成宮寛貴は今なにしてる?現在の活動とライフスタイル
では、俳優としての活動以外の「今」はどうなっているのでしょうか。
ブランドディレクターとしての顔
前述の通り、成宮さんは引退後に立ち上げたアパレル&アクセサリーブランド「HN Product」、そしてライフスタイルブランド「NU DO.」のディレクターとしても活動しています。
- 自身が“本当に着たい・使いたいもの”をベースに商品を企画
- ルームウェアやスキンケアなど、“家で過ごす時間”に寄り添うアイテムが中心
- プロモーションでは、自らモデルとして登場することも
俳優としての表現とは違う形で、“自分の世界観”を商品として届けているのが今のスタイルです。
SNSで見える「仕事とプライベートのバランス」
インスタグラムでは、
- 撮影やブランド関連のショット
- トレーニングで鍛えられた体づくりの様子
- 旅先や日常の何気ない風景
などを発信していて、「相変わらず絵になる」「年齢を重ねてさらに色気が増している」と話題になることも少なくありません。
フォロワーとの距離感もほどよく、
“ガチガチに守られた芸能人”というより、“自分のペースを持つ表現者”という印象に変化している人も多いのではないでしょうか。
12年ぶりの舞台出演も決定
さらに、2026年1月には舞台『サド侯爵夫人』に出演し、約12年ぶりの舞台復帰を果たすことも明らかになっています。演出を手がける宮本亜門さんとはデビュー作以来、25年ぶりのタッグだそうで、番組内では「海でたまたま再会したのがきっかけ」と語っていました。
ドラマ、バラエティ、そして舞台。
少しずつ、しかし着実に“俳優・成宮寛貴”のフィールドが再び広がっていることが分かります。
成宮寛貴の復帰に対する世間の声
復帰に対する世間の温度感も、気になるポイントだと思います。
圧倒的に多い「歓迎」「おかえり」の声
復帰作のドラマや地上波バラエティ出演が報じられると、ネットやSNSには



「また演技が見られる日をずっと待っていた」
「この人ほど“戻ってきてほしい”と思っていた俳優はいない」
「いろいろあったとしても、才能は本物だと思う」
といったポジティブな声が圧倒的に多く見られました。
特に『相棒』や学園ドラマ世代にとっては、「青春時代のドラマに必ず出ていた顔」と言える存在だったこともあり、“同窓会にやっと来てくれた”ような感覚で受け止めている人も多い印象です。
一方で、過去の報道を忘れていない層も
もちろん、中には



「あの件はきちんと説明されたわけではない」
「完全にスッキリしたわけではないので、複雑な気持ち」
といった、やや慎重な声もゼロではありません。
ただ、
- 当時の薬物疑惑については決定的な証拠が出なかったこと
- 事務所側も陰性であると説明していたこと
などを踏まえると、「あとは今後の活動でどう信頼を積み上げていくか」が重要になってくるフェーズだと言えます。
“時間”がもたらした空白とリセット
2016年から2024年までの約8年間、彼は一切ドラマや地上波バラエティには出ていませんでした。
この長い“空白の時間”があったからこそ、
- 一度すべてを手放し、生活そのものを見直すことができた
- 「戻るなら、この形で戻りたい」というイメージをつくる時間になった
という側面もあるはずです。
復帰後のインタビューや番組内での発言からも、
「過去をなかったことにはしないけれど、それでも前を向いていきたい」という覚悟がにじんでいます。
成宮寛貴の復帰まとめ
最後に、あらためてポイントを整理しておきます。
- 2016年、薬物疑惑報道とプライバシー侵害をきっかけに芸能界引退を発表
- その後は本名・平宮博重として海外生活やブランドディレクションなどに注力
- 2025年3月、ABEMA『死ぬほど愛して』で約8年ぶりの俳優復帰
- 同年12月には『メシドラ』で9年ぶりの地上波バラエティ出演を果たす
- 2026年には舞台『サド侯爵夫人』で12年ぶりに舞台へカムバック
「もう戻ってこないのかもしれない」と多くの人が半ばあきらめかけていた中で、こうして再びスクリーンやテレビの中で姿を見ることができるのは、かなり奇跡に近い出来事だと思います。
これから先、
- 地上波ドラマや映画での主演
- 人気シリーズへの“カムバック出演”
- 俳優として、そしてブランドディレクターとしての二軸の活動
など、まだまだ楽しみな可能性はたくさんあります。
検索窓に「成宮寛貴 復帰」と打ち込んでいる人の多くは、
「あの頃のように、もう一度この人の演技を見たい」
という素直な願いを持っているはずです。
すでに俳優として、そして地上波バラエティの世界にも戻ってきた今、
あとは“どんな作品で、どんな顔を見せてくれるのか”を楽しみに待つだけです。
これからの出演情報をチェックしたい人は、
- ABEMAや各テレビ局の公式サイト
- 成宮寛貴さん(平宮博重名義)のインスタグラム
- 公式ブランド「NU DO.」の情報
あたりをフォローしておくと、いち早く動向を追いやすくなります!
長い空白を経て戻ってきた“成宮寛貴”の第2章が、どんな形で進んでいくのか。
これからもしっかり見届けていきたいですね!
